薄野路地を描く アトリエ大高
1983年当時
札幌薄野の路地を好んで描いていた病み上がりの頃
なにか始動しないとあとが無い
そんな漠とした思いにかられておりました
2021 薄野5-4
パステル F6
当時の面影を求めて歩きましたが、30年経った今はどこも変わり、ビルが建ってたりしました。
連日、歩き疲れてふと立ち止まったのがこの路地でした。
季節は4月でしたが冬の雪とツララを加えて完成としました。
1983
昼の薄野ライラック通
油彩F8
昼の薄野路地は
物憂い雰囲気が漂う
1983 薄野路地浦
赤のれん
油彩 F6
狭い路地をお店の玄関先にイーゼルを据えて大きなパレットに絵の具を絞り出し、汚れた防寒着を着た男だか女だかわからない者が真剣に絵を描いている。
しかも夜。
ほろ酔いで出てくるお客さん達を驚かせたことを今になって反省している。
それにしても指が冷たくて感触が無いまま描いてたのだけは覚えている。
現在はおおたビルになっていた。
ブッソー通り ポーターは18才 油彩 F10 (南5西3)
階段が黄色い 手袋が赤い 油彩 F10
赤いテントのスナック
油彩 F6
しょんべん横丁 1983
油彩 F6
描いている目の前で酔っぱらいが立ちション。
なるほど「しょんべん横丁」か。
2021 記憶をたどりながらこの場所を探し歩く。
迷い込んで立ち止まり、ああここだったと気付く。線が繋がった瞬間。
「五條新町」(5-6)
しょんべん横丁という名称ではありませんでした。
まわりのお店も当時と変わってました。
(でも違う場所かもしれない)
路地裏や看板の文字にも生活感を強く感じ、惹かれるままに夢中で描きなぐっていた
佐伯祐三の影響も受けていたかもしれません
私にとって拙いながらも大事にしたい作品です
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2019年4月10〜5月20日
薄野路地を描く 1983(油彩SM~F20号 9点)
1983年当時のススキノ風景を
拙いながらも懸命に描いた油絵です。
たくさんの人に観てほしい。
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